疳の虫
子供はいつでも不安で不安定
子供たちが自分の身の回りで起こることに敏感に反応するのは極当たり前のことと思っています。
乳幼児や幼児は特にそのような傾向にあり、身も心も不安定な状態にあるものです。
そう考えると、如何に安心感を与えて行くかが「疳の虫」との向き合い方になります。
「大丈夫だよ。」としっかり抱きしめてあげて下さい。
とは言っても、日々の暮らしの中で蓄積された高ぶった神経を落ち着かせることは容易ではありません。
しかしご安心下さい。
個人差はございますが、必ず落ち着きますので、お困りの方はご相談下さい。
風邪症状
鼻たれ小僧がいなくなった!
私たちの身体は常在菌やウイルスとの闘いの繰り返しです。
そんな環境の中で生きているのです。
症状を自覚して苦しむ我が子を見て、「闘え!」と言えない気持ちはわかりますが、なんとか受診境界線までは見守る姿勢も大切だと思います。
風邪症状の鼻水は、「鼻水は黄色い鼻水になるまで闘わせて下さい。」と言っております(様子を見る)。
鼻の粘膜で闘うことを忘れた粘膜は、いつまでもだらだらと透明のきれいな鼻水を流し続けます。
しっかり闘わせた粘膜は免疫力を獲得しており、多少の菌やウイルスには負けないようになります。
それが、後のアレルギー性鼻炎や花粉症にも関係しているように思えます。
そもそも人に備わった力なのです。
多いに発揮させて下さい。
当然、単に放っておく訳ではありません。
闘い易く身体を補うことはサポートさせて頂きます。
また、鼻が詰まってミルクを飲めない、夜寝付きが悪い、眠れないなど生活に支障をきたす場合なども対応はしっかりさせて頂きます。
受診境界線(受診の目安)
家で様子を見る
1.水分や食事の摂取は普段通り
2.身体を動かし元気である
3.ぐっすり眠る
4.咳や鼻水の症状以外は普段通りで元気である(発熱はない)
翌日まで様子を見る
1.発熱(38℃〜39℃)があって、少し顔が赤いが呼吸は荒くない
2.呼吸は少し速いが苦しそうではない
3.意識はしっかりしている
急いで受診
1.小鼻をピクピク動かしたり、大きく肩を動かして呼吸をする
2.顔色が青白く呼びかけても反応が鈍い
3.繰り返し吐いたり、けいれんしたり、水の様な激しい下痢が続く
4.耳を触ると激しく痛がる
5.おしっこをすると痛がる
6.お腹を触ると痛がる
7.38℃以上の発熱が1週間以上続き、出血斑がある
アレルギー疾患
闘う身体を勝ち取ろう!
アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎に代表されるアレルギー疾患には、体質改善が必要になりますので、長期に渡る継続治療が望ましいと考えます。
健康管理的な小児はりと捉えて来院されと継続しやすいようです。
当然病院での治療に併用して下さって大丈夫です。
症状に負けない身体を勝ち取るためには、ある程度は症状と闘わせることも時には必要なケースがあるようにも思われます。
しかし、アレルギー疾患の場合は、アナフィラキシーショックと呼ばれる抗原抗体反応によって起こる激しいショック状態に陥るケースもあるので慎重に対応する必要があると心得ております。
いずれにせよ、治療の最終目標は「何もしない」でいられることです。
小児健康管理
健やかな成長をサポート
小児はりを通じて、「心と身体」「身体と神経」「神経と心」を養いながら成長をサポート致します。
それ故に小児の健康管理には小児はりは最適と実感しております。
これまでにも多くの子供たちと関わってきて、身体的なことに限らず一人一人の「今の生活」を一生懸命応援してきました。
子供たちには、それぞれのライフステージにおいて様々な出来事があります。
その一つ一つに耳を傾け、一喜一憂しながら今日までやってきました。
長くこの仕事に携わっていると、赤ちゃんだったあの子が高校生になってたり、小学生だったあの子が社会人になっていたりと随分と長いお付き合いになっています。
野球やサッカーに夢中で怪我の絶えない子。
いじめに立ち向かう子。
先生に怒られてばかりの子。
人前に出るととたんに萎縮してしまう子。
演劇に夢膨らませる子。
鍼灸師になりたいと言ってくれる子。
夜尿症と闘う子。
受験勉強に励む子。
自分探しに彷徨う子。
私はこの子供たちの精一杯の気持ちにいつも励まされているのです。
その他の疾患
子供の治癒力にびっくり
小児はりを受診される子供たちの中には、本当に良くなるのだろうか?
と自問自答する子供たちもいます。
・小児麻痺
・自閉症
・てんかん
・ダウン症
・聴力障害
・視力障害
・知的障害
など
子供たちを診ていると、この子供たちにとっては現状がごく自然な当たり前のことと気付かされます。
いつの間にか私の物差しで症状や障害を重々しく診て治療していても何も変化はでません。
ところが、症状や障害は当たり前のこととし、もっと元気になってもらいたいという想いを込めて小児はりをし続けると、それぞれの成長も加わり驚く様な変化が起こることも今までに経験しております。
その陰には、ご両親の支えと理解があることは決して忘れません。
